柴田文江さんに聞いたデザインのこと

2008年度グッドデザイン賞を受賞した、UNITEAシリーズ。
長く愛されるデザインについて、デザイナー柴田文江さんに
お話を伺いました。

デザインをおこす際、特に意識したこととは?
「アイテムごとに買い足すことができるシステマチックなティーセットですが、
その機能性がお茶の時間の豊かさを損なうことがないようにと、ティーセット
としての佇まいと機能性を両立させることに心を砕きました。また、これまで
日本ではあまり馴染みのないガラスのマグカップですので、日常使いに
しっくり溶け込むように取っ手の形状を工夫して、ガラスの華奢な印象を
和らげています。」

自宅でもコーヒーよりもお茶を飲むことが多く、フレーバーティーから、日本茶、
中国茶まで色々なお茶を揃え、飲むたびに茶葉の種類を変えることを
愉しんでいる柴田さん。
言葉の端々からも、使い手への細やかな配慮、独特の温もりのあるデザインの
原点を垣間見ることができました。

そしてユニティを使っている方、検討されている方へのメッセージも戴きました。
「お茶の種類やスタイルにとらわれない、リラックスした使い心地によって自由で
軽やかなティータイムを過ごしていただきたいと思っています。丸みのあるガラス
に入ったお茶やコーヒーの色の美しさも、ティータイムの楽しみのひとつですので
そんなことも味わっていただけるとうれしいです。」

柴田文江
DESIGN STUDIO S 代表

武蔵野美術大学卒業後、東芝デザインセンターを経て
’94年DESIGN STUDIO S設立。
エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルの
トータルディレクションまで、インダストリアルデザインを
軸に幅広い領域で活動をしている。