2009年度グッドデザイン賞を受賞したFARO。

KINTOがこだわる「機能美を備えたデザイン」の象徴的な存在である
FAROは、現在渋谷ヒカリエ8Fのd47 MUSEUMにて行われている
「47 GOOD DESIGN-47都道府県のグッドデザイン賞 –」で展示中。

11/1にスタートして現在折り返し地点、来年の1/27まで行われています。
会場もにぎわっているようです。

FAROの開発にあたって苦労した点を、デザイナーの城谷耕正氏は
こう語っています。
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ドリッパー、カップ2種、サーバー、蓋全てがスタッキング可能で
(蓋がドリッパーの下敷きになり、カップとサーバーの蓋にもなる)
その様々な組み合わせが特徴ですが、これは細かい相互の容量計算と
スタッキングの為の細部の納まりの研究の成果(スタッキングの為には
精度が重要ですが、磁器は歪みが大きい)ので歪まない為に様々な
工夫をしました。

形状は、シンプルすぎて生気がなくなってしまわないよう、全体の
バランスをとる事に苦慮しました。
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そんな細かいバランスを保ち、製造している産地は、長崎県の波佐見。

陶磁の里と呼ばれる長崎県波佐見町。
FAROはそこでデザイナーと職人の試行錯誤によって生まれました。
波佐見町の陶磁器生産の歴史は古く、桃山時代に朝鮮からやってきた
陶工が窯をひらいたのがはじめだといわれています。
江戸時代には染め付けをした磁器が多く作られ、日常のうつわとして
人々に親しまれてきました。
伊万里焼や有田焼として取り扱われることが多いため、名前はあまり
知られてはいませんが、ながい歴史と伝統に基づいた確かな技術を
守っている数少ない陶磁器の産地です。